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©大山阿夫利神社

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GREETING宮大工集団 内田工務店の思いなぜ宮大工である私たちが今、家を建てるのか

山があり、川があり、季節ごとに変わる草木の彩りの中に悠々と軒深い屋根を置いた木の家があり、流れる時の中で紡がれた思い出が静かに刻まれていく。
穏やかに美しく尊い日本の原風景です。

そして、私たち宮大工は、長くても数十年の耐久性で良しとする家を建てる一般の大工と違い、百年先にも確かに美しくある家を建てようとする職人です。

古より伝わる宮大工の技は法隆寺などの古建築が示す通り、千年の耐久性を誇り、年を経るごとにその美しさを増していく。日本の木造建築技術は世界が認めた究極の技です。建てた瞬間から劣化していくハウスメーカーの住宅とは違い、暮らすほどに味わいを増し、住む人の人格を写した佇まいとなっていく和の家。

人生を豊かに、日々を丁寧に暮らしたいと考える方にご用命をいただいています。安さ、早さを第一に考えられる方にはおすすめ致しません。
本当に正しく良いものを創るため、必要な手間と経費を削ることはできません。本物の価値のわかる方、私たちの仕事をご理解いただける方に適正な価格で最良の建物をお届けすることが、職人の誠意の示し方であると考えています。

美しい日本の風景の中には本当に美しい本物の日本の家があって欲しい、という願いのもと、国産の無垢材、和紙、漆喰、土壁等の自然素材を使い、宮大工の技術でのみ可能な耐久性、耐震性、洗練のデザインを持つ格式ある住宅を建てています。

専門の知識と確かな技を求められる数寄屋建築も、伝統建築技術の職人集団であり、茶室の経験も豊富な内田工務店にお任せください。

世界的な気候変動の中にあり、暮らし方にも多様性が求められる現代に生きる宮大工として、日々、伝統の技を磨きながらも決して驕ることなく、ニーズに応じて最新の設備や技術も取り入れています。建築家と創り上げる住宅、ペットと暮らす和の家、など、ご要望に応じた様々なプランを用意して快適な住まいづくりに邁進しています。

皆様にとって本当に良い家とはどのような家でしょう。
ぜひ我々にご相談いただければと思います。

以下に、宮大工 内田工務店のデザイナーズ住宅・数寄屋建築・自然素材の家についてご紹介します。(さらに詳しいご紹介を項目ごとにご案内のページでしています)

DESIGNER'S建築家と創る家

今、日本で建てられている住宅の多くはハウスメーカーと呼ばれる会社で販売されているものです。大工の建てる家とは材料もデザインも、造作も建て方も、精度も耐久性もまるで違います。

どちらが良い悪いではありません。比べるものでもありません。お客様が家に何を求めるのか。お客様が思い描く「良い暮らし」、そのスタイルに合う家がお客様にとっての良い家です。

ハウスメーカーで建てる住宅はファストファッションに似ています。
同じデザインのものを大量に販売することで早く、安く、を実現しています。
ワンシーズンだけ着れれば良いという作りは、30年持てば良いと考える家づくりと同じです。

服作りで言えば私たちの仕事はオートクチュールです。
お客様のための幸せな時間をイメージしてデザインを描き、最適の素材を選び、最高の技術で創る。長い時間を快適に愛情を持って過ごしていただくための空間を創っています。お客様のご希望、建築家のセンス、大工の腕があって初めて形となる唯一無二の住宅です。

その要となる建築デザインを誰に依頼するかは、良い家を手に入れるための最重要課題。内田工務店ではまずお客様のご要望をお聞きし、その実現に適した建築家をご紹介しています。

建築家 堀部安嗣氏と創る日本の家

数々の建築賞を受賞されている著名な建築家である堀部安嗣氏との出会いは大山阿夫利神社の茶寮石尊の工事でのご縁でした。
シンプルで洗練されたデザインの中に人の心に寄り添う優しさが溢れている堀部氏のデザインに魅了されました。

堀部氏が手がける住宅の、日々の暮らしを豊かに彩る美しいデザインを愛するファンは全国に数多く、家を建てる時には、ぜひ堀部氏に設計をお願いしたいと考えているという話を度々耳にします。

「堀部氏と創る日本の家」では、そんな堀部氏のプランを宮大工の確かな技術で形にします。心地よく、より良く暮らすための家を、本当に良いものを求める方にお届けしていきます。

堀部氏についてはこちらで詳しくご紹介しています。

堀部安嗣氏の仕事

SEKISON美しき神社カフェ
茶寮 石尊とは

大山阿夫利神社は、2200年以上前の崇神天皇の頃に創建されたと伝えられている式内社です。

江戸時代には関東総鎮護として多くの参拝者が訪れる名所でした。現在の国道246号線は大山に向かう人々の通路として発展したものです。

今も参拝、登山、観光の人で賑わう大山の新しいおもてなしの場として2019年に誕生したのが「茶寮 石尊」です。そしてその建築デザインを担当したのが堀部安嗣氏でした。

神社にカフェを作るという新しい取り組みに、客寄せのための建築ではなく、その地に刻まれた長い時間を途切れさせることなく「懐かしさ(過去の記憶)」「心地よさ(今の感覚)」「開放感(未来への展望)」と繋がっていく空間を細部にまでこだわりデザインされました。

細く細く加工した木材をジャパンブラウンとも呼ばれる柿渋で仕上げたオリジナルの天井、絵画を見るように景色を眺める窓辺の額縁デザインなど、さりげなく施された工夫の数々が他にはない、ここでしか実現できない唯一無二の空間を演出しています。

大山へお越しの際はぜひお立ち寄り頂ければと思います。

茶寮 石尊について

大山阿夫利神社からの眺望は相模湾を始め、房総半島、伊豆大島までを一望する事が出来、古くから多くの人に親しまれて参りました。
近年、ミシュランガイドにおいても「阿夫利神社からの眺望」は二つ星として紹介され大きな話題ともなり、日本遺産「大山詣り」の魅力の一つともなっております。
この度、この雄大な眺望を誇る下社展望区画の一部を改修し、茶寮を開業する運びとなりました。
名称は「茶寮 石尊」。石尊の名称は、当社御祭神大山祇大神の御神体が大きな自然石である事から、「石尊さま」とも親しまれた事に由来しております。
人々の心の拠り所として在り続けた石尊大権現と同じく、多くの人の安らぎの場としてこの茶寮が親しまれるよう願いを込め命名された茶寮石尊。
世界に認められた雄大な眺望と、過去、現在、未来に亘る悠久の大山の歴史を体感する憩いの場として、そして人々に親しまれた「石尊さま」を身近に感じる場所として、完成を致しました。
今回の施工にあたっては、日本建築学会賞(平成28年)を受賞し、現代の日本建築界を代表する堀部安嗣氏(堀部安嗣建築設計事務所)に設計を、施工は国の重要文化財(国宝)の修復にも携わられている、宮大工内田幸夫氏(内田工務店)により、施工が進められました。
雄大な眺望と、過去、現在、未来に亘る悠久の大山の歴史を体感する憩いの場として、そして人々に親しまれた「石尊さま」を身近に感じる場所として、両氏によって手掛けられた空間を体感して下さい。

大山阿夫利神社
総務課広報 権禰宜 目黒久仁彦

SUKIYA数寄屋建築・茶室

数寄屋、茶室の建築には数々の決まり事があります。
専門の知識がない大工には創ることができません。
内田工務店では、京都で数々の宗匠に御出入りの建築家とコラボし、
本物の数寄屋建築をご提案しています。

宮大工が創る数寄屋建築として本物の仕事にこだわり、
京都より左官・建具・表具・畳・洗い等の各職方を招き、
関東にあっても本場に劣らない確かな技術で施工しています。

茶室を構えた本格的な数寄屋住宅から、和室を茶室へ改修、水屋の設置、炉を切る等、
様々なご要望に対応が可能です。
関東の数寄屋建築は内田工務店。流派を問わず、お問い合わせください。

確かな技術の宮大工が手がける数寄屋建築、茶室についてはこちらで詳しく説明しています。

内田工務店の数寄屋建築

NATURAL MATERIALS宮大工が創る自然素材の家

宮大工が建てる家

日本の伝統建築技術は、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界に認められた建築技術です。内田工務店は、1300年続く伝統の技を守り伝える宮大工集団として日々精進しております。

国宝や重要文化財の修復の現場で培った技術で建てる家。宮大工の誇りを持って取り組む住宅建築は、信頼のおける工務店で本当に良い家を建てたい、というお客様のご要望にお答えし、一流の仕事で仕上げる唯一無二の住宅です。

素材へのこだわり

宮大工が千年に渡りその技を磨く中で使ってきたのはこの国に古くからある木や草や土。そうした自然の材料を使い、その材料を最も活かす手法により創られているのが日本の家であり、伝統の技で建てられる建物の魅力の根源は自然素材にあるとも言えるのです。

しかし、かつては当たり前に使われていた天然の素材も、戦後の建築様式の変遷により次第に使われなくなり、入手困難になったものもあり、今では自然の素材のみで建てる住宅は大変に珍しいものとなりました。

また、安く、早く、を第一に考える現代の住宅には化学物質が使われていることが多く、近年、それによる健康被害が多数報告されています。伝統建築の家を希望されるお客様の中には、「健康に暮らしたいので自然素材の家に住みたい」と考えられている方がたくさんいらっしゃいます。

人生のうちの長い時間を過ごすことになる家が健康を害するものであって良いはずはありません。内田工務店の「宮大工の創る自然素材の家」では自然の素材にこだわり、構造には国産の丈夫な無垢材を、その他の建材にも調湿性能に優れた土佐和紙・漆喰・土壁等の自然素材を厳選、使用しています。

自然素材に囲まれ、健康に快適に暮らしたいと望まれる方、安心できる環境で子育てをしたいと考えられる方、大事な家族であるペットのためにも良い環境を整えたいという方々に広くご用命を頂いています。

木の家の心地よさはそのままに暮らし方に合ったデザインで

美しい日本を守るために

伝統大工として、美しい日本に美しい日本の家を建てることを使命と考え精進しています。美しい日本を未来に繋げる努力も同様に、我々の大事な使命と考えています。

サスティナブルな社会の実現に向けて、宮大工としてしなくてはならないこととして、長く住める丈夫な家づくり、資源の有効活用など、私たちにできることを地道に続けています。

「宮大工が創る自然素材の家」は、日本の風土に合った、強く、美しく、人と自然にやさしい家です。

宮大工 内田工務店の素材へのこだわり、環境と未来への取り組み
詳しくはこちらをご覧ください。

宮大工が創る自然素材の家

ペットと暮らす和の家

近年、メディアにはペットと暮らす住宅の広告が多く見られます。最近のブームのようにも見えますが、この日本において動物と共に心地良く暮らすための住宅の工夫は昔からありました。

例えば、北陸や東北地方では馬を大切にし、家族のように扱い、自宅に棟続きの馬の生活空間を設けていました。厳しい気候から馬を守り、快適に過ごせるように、さらには程よい距離感で人間との共生を考えた、先人の知恵が詰まった空間設計です。

中世から江戸時代に栄えた町並の伝統建築がそのままに残された地区の、商いをする建物の通りに面した場所に、牛や馬を係留するたの金具(今で言うところのリードフックでしょうか)がありました。機能美を感じさせる洒落たデザインです。

古い建物の柱に猫の引っ掻き傷があったり、猫専用の出入り口を設けた古民家の例もあります。こうしたことからも、日本人は昔から動物と仲良く暮らしていたことがわかります。冬暖かく夏涼しい日本の家は動物にとっても過ごしやすい場所であり、自然素材の和の家で共に暮らすということはペットも私たちと同じく健康的に心地よく生活できるということです。

ペット専用の部屋のアイデアやストレスなく暮らすための様々な設備や工夫、家族が皆、仲良く気持ちよく暮らせる家のデザイン。ペットと暮らす和の家づくりを心を込めてお手伝いさせていただきます。

ペットと暮らす和の家

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